第6回おおいた自主映画祭入賞(上映)作品 ※順不同・敬称略
「 ブクブクあわのゴシゴシけん 」
監督 田野聖子
脚本 田野聖子・秋之桜子
25分 東京
幼い頃は父親と仲良くお風呂に入っていたみのり。しかし大きくなるにつれて、父親に対する反抗心から距離を置くようになる。いつしか離れ離れになってしまった二人の心。そんな中、一本の電話がかかってきて…
「 シカト 」
監督 三浦賢太郎
脚本 三浦賢太郎
14分 東京
女子会の準備に泪が来ないことに瞳が不満を漏らすと、泪は目の前にいると愛が告げる。
愛に取り残され、見えない泪と二人きりになった瞳は、襲われるのではないかと、不安に駆られだす。
「 ただいまを告げた日 」
監督 ごとうしょうし
脚本 ごとうしょうし
25分 大分
幼なじみで恋人のりこを事故で失ったはじめ。
散らかった部屋でひとり、恋人と過ごした日々を回想する。
ふたりと共に幼少期を過ごした親友の彬
妹のななみも、りこを失った悲しみに暮れていた。
「 待ち人来たらず 」
監督 鹿野純一
脚本 鹿野純一
15分 東京
常連客の堀玲奈は察する。
喫茶店の店主が、昔の妻を店で待ち続けていると。
そこで玲奈は店主に「今日中に待ち人が現れるかどうか」の賭けを持ちかける。
「 ちょっとインタビューいいですか? 」
監督 和田直樹
脚本 大津啓資
16分 大分
殺人事件の取材で、近所に住む高橋さんがインタビューされていた。
「私もインタビューされたい」
と意気込む寛子だが、それを聞いた夫の健一郎は激怒してしまう。
「 駆け抜けたら、海。 」
監督 十川雅司
脚本 十川雅司
16分 東京
女子大生の綾瀬みつきは、親友の星野うみに片想いをしている。合コンを抜け出してきた2人。
閉店間際の銭湯に飛び込み、いつものようにうみの恋愛話を聞かされるみつき。
『海の匂いがする』
夏の終わり。友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語。
「 あいつのブラジャーとぼくのパンツ 」
監督 松村慎也
脚本 松村慎也
22分 東京
小学六年生の秀人は、幼馴染で同級生の流花がもうブラジャーをしてるという噂を耳にする。唐突に大人の雰囲気を感じる流花に、よそよそしくなる秀人。そんな秀人はいまだ白いブリーフを履いているのだった。
「 つくもさん 」
監督 鹿野洋平
脚本 鹿野洋平
14分 神奈川
日曜日の朝、幸せそうに過ごすアンナと浮気相手のリュウジ。そこへ突然、古本買取業者のツクモが落語の本の出張査定に訪れる。夫のトシロウが依頼したのを忘れていたアンナは、仕方なくツクモを招き入れるが・・・。
ご来場いただいた観客の皆様の投票により以下の賞が確定しました